TIWCのターゲットは、日本人の「働き方の革新」「生産性の向上」です。TIWCが独自開発したVDRサービスを使えば、オフィスのペーパーレス化が一挙にすすみます。

 

現状認識

日本にPCブームが訪れたのは1981年のことでした。それとともに、大きく喧伝されたのが「OA」「ペーパーレス」という言葉です。「PCを業務に使えば、ペーパーレス社会が実現する」と喧伝されました。その後の経緯は周知の通り。オフィスのほぼ全員がPCを使うワークスタイルに変貌したにもかかわらず、紙の使用量はかえって増えています。ある企業のトップが、「PowerPointを使用禁止にする」と言いたくなった気持ちは、誰もが理解することでしょう。たしかにICTを駆使して仕事はしているが、いまだに日本の会社は紙でできています。

その結果、日本人の労働生産性は「経済協力開発機構(OECD)加盟国中の先進主要7カ国の中で最も低い」のが現実です。その分析はさまざまなところでなされていますが、ICTが普及したにもかかわらず、制度がそれに追いついていないという現実がありました。押印して印紙を貼らないと申請を受け付けないようでは、結局、紙との格闘です。

 

基盤開発

政府もこの問題に気づき、急速に制度に手を加え始めています。その代表が、電子帳簿保存法(電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律)とe-文書法(帳簿を電子保存するための法律)です。紙に頼らず、一定の要件を満たせば、電子文書で保存していい、という法律です。

じつはこの二つとも、約10年前にできた法律です。しかし、いまだ普及しているとは言い難い。そこで、この数年で、続々と普及のための改正がなされています。その内容は規制緩和といっていい内容です。
間違いなく、これから日本のペーパーレス化は進みます。いや、進めなくてなりません。TIWCは、その先導を果たすべく誕生した会社です。最初に手をつけたのは、ペーパーレスを進めるのに必要なクラウド基盤の開発でした。日本で最初のレンタルサーバを構築するなど、サーバに熟知し、経験も詰んだメンバーが、徹底的にセキュリティにこだわるクラウドシステムを開発するところから、TIWCはスタートしたのです。

TIWCのクラウド基盤は、SaaS(Software as a Service)として実装しています。

TIWC VDR開発メモ

VDRクラウド基盤開発時のメモ

 

TIWC VDRの開発と機能

SaaSとして自社開発したクラウド基盤を使い、ペーパーレス社会の実現を目標に開発したのが、VDR(Virtual Data Room)です。「データルーム」はM&A用語で、「デューデリジェンス(Due Diligence)を行うために必要な関連資料を集めた部屋」のことです。当然、機密性を求められます。VDRは、それをインターネット基盤の上に実現した、バーチャルなデータルームです。

VDRがめざしたのは、以下の3要件を満たすクラウドサービスです。

  • Confidentiality(機密性)
  • Integrity(完全性)
  • Availability(可用性)

この3要件を満たすことで、仮想データルームサービスが可能となります。開発時のメモで、その機能をご覧いただきましょう。

VDR開発時のメモ・機能

VDR開発時のメモ・機能

 

ついにペーパーレスの実現へ

原本保存のできるTIWC VDRを使えば、関連法律の改正もあり、規制緩和もあり、堂々と紙をなくせます。たとえば、

  • 電子帳簿書類の保存
  • 会社法が求める各種書類の電子保存
  • 電子契約

が可能です。ペーパーレスオフィスの実現は、もはや夢ではありません。法律の改正にあわせて開発されたTIWC VDRなら、いますぐ紙を劇的に減らせます。ご遠慮なく、私たちにご相談ください。

VDR LOGO

 

VDRのもうひとつの効果=攻める契約

原本保存のできるVDRは、膨大な書類の山をストレージの中に納めることができるだけではありません。もうひとつ、ニッポンの企業に新しいワークスタイルを提供することができます。それが、「攻める契約」です。

これまで、契約書といえば、印刷して署名捺印し、(必要なら)印紙を貼って、大切に保管するものでした。「契約後は目にしない」ものです。果たして、それでいいのでしょうか。
VDRは契約を電子化することが可能です。電子契約ですから、契約後もカンタンにPCから閲覧することができます(ついでにいえば、印紙も不要ですので、印紙代を節約できます)。仕事をしながら、いつも契約内容を見直し、更新していくことも可能です。

ひとつの事例が、プロ野球選手の出来高契約です。打席数や登板数などにより、ギャランティが変化します。印刷したものを大切にしまっていては、出来高の条件すらわからなくなる。契約内容をいつも確認することが必須です。
電子契約なら、PCやタブレットなどから契約内容をいつでも確認できますし、互いに同意の上で契約内容を随時見直すこともカンタンです。攻める契約書で、より信頼を深め、より精度の高い仕事ができるようになるでしょう。VDRによる電子契約は、企業と企業のつきあい方をも変えるポテンシャルを秘めているのです。

 

TIWC VDRセキュリティ仕様

機密性 ハードウェアによるIPS、Anti Virusによる攻撃防御
WAFによる攻撃防御
DLP (データ流出保護)
2段階認証
アクセス元の IP アドレス制限
ファイルごとのアクセス管理
ユーザごとの権限管理
ダウンロード禁止(PDFすかし機能) → 持ち出し禁止
完全性 操作記録
版の管理
電子署名
タイムスタンプ
可用性 仮想化技術によるサーバ&ネットの多重化
8時間ごとにストレージスナップショット
海外2拠点への自動バックアップ(1日1回)
メタデータによる管理と検索